テニスがつらい時こそゴール設定を見直そう:シングルス決勝戦で5連敗から学んだこと

こんにちは、テニスファンのみなさん!テニスを続けていると、必ずどこかで壁にぶつかる瞬間があります。試合に負け続ける、怪我で思うように練習ができない、モチベーションが下がる――。こうした辛い時期をどう乗り越えるかが、プレイヤーとしての成長に大きく影響を与えます。

今回は、私が実際に経験した「シングルスで5大会連続で決勝戦で敗れた時」の話を通して、辛い時こそ目標を見直すことの大切さをお伝えしたいと思います。

決勝戦での連敗が教えてくれたこと

テニスにおいて、特に勝ちたいと願う試合で連敗することは非常に辛いものです。私はシングルスの大会で、なんと5大会連続で決勝戦に進出しながら、すべて敗北してしまいました。それぞれの試合後、心が折れそうになり、「もうやめたい」という気持ちが何度も頭をよぎりました。試合に負けるたびに、自分の限界を感じ、何が悪かったのかを振り返るばかりでした。

しかし、その失敗の中で気づいたのは、「このままではいけない。何かを変えなければならない」ということでした。そこで、私は自分のゴール設定を見直し、何を優先すべきかを改めて考えました。

ゴールを見直す:フィジカルの強化

連敗を続けているとき、私は技術的な問題だけにフォーカスしていましたが、実際に問題の本質は「フィジカル」にあったのです。試合中、特に後半になると体力が持たず、集中力も切れ、結果として重要な場面でのミスが増えていました。それを技術的なミス、気持ちが弱いという理由にしていたのです。

そこで、私はゴールを「技術向上」から「フィジカル強化」へとシフトしました。まず、ジムに入会し、体幹トレーニングやウェイトトレーニングに取り組み始めました。これまで疎かにしていた体力面を鍛えること。自分にとって「辛いこと」=トレーニングでしたここから逃げていたのだと思ったからです。

フィジカルを強化することに集中した結果、体が強くなり、特に不安定だったフォアハンドが安定し始めました。それだけでなく、ショットのパワーも増し、相手に対して攻撃的なプレーができるようになったのです。さらに、サーブの面でも効果が現れました。2ndサーブにスピンをかける技術は以前からありましたが、フィジカルの強化によりその威力が増し、サービスゲームにおいても自信を持ってプレーできるようになったのです。

ゴール設定の見直しがもたらした効果

ゴールを「フィジカル強化」に設定し直してからは、自分のプレーに大きな変化が生まれました。以前は、技術やメンタルばかりに目が向きがちでしたが、体力が備わったことで自然とプレー全体が安定し、メンタル的な不安も減っていったのです。シングルスの試合での決勝連敗が続いた時期は、技術的な焦りが常にありましたが、フィジカルの向上によって自信を取り戻し、コート上での動きが良くなりました。

結果として、体力面での余裕ができたことで、試合後半でも冷静にプレーできるようになり、緊張する場面でもミスが減りました。決勝戦で負け続けた苦しい経験は、自分の弱点を見つけ出し、それを改善するための大きなきっかけとなりました。

つらい時こそ、ゴール設定を見直すチャンス

私の経験から言えることは、つらい時こそ自分のゴールを見直すチャンスだということです。連敗やスランプに直面した時、すぐに諦めるのではなく、「何を変えればよいのか」を考える時間を持つことが重要です。テニスは技術だけでなく、フィジカル、メンタルのバランスが重要なスポーツです。だからこそ、どの部分に課題があるかを見極め、その課題に向けた現実的な目標を設定することが成長のカギとなります。

辛い時期は誰にでもありますが、それを乗り越えるためには、具体的な行動が必要です。私がフィジカルを強化するという新たなゴールを設定したように、今の自分に必要な改善点を見つけ、そこに向かって努力を続けることが、結果として自分自身の成長に繋がっていきます。

まとめ:前進するためにゴールを見直そう

テニスは、一瞬一瞬の積み重ねが結果に繋がるスポーツです。試合に負け続けたり、スランプに陥ったりすることがあっても、諦めずにゴールを見直し、新しい目標に向けて再スタートを切ることが大切です。私がシングルスの決勝戦で5連敗を経験し、フィジカルの強化というゴールを設定し直したように、皆さんも辛い時こそゴール設定を見直し、次に向けた一歩を踏み出してみてください。

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