こんにちは、テニスファンのみなさん!あきらです。
突然ですが、「なんでこんなに勝てないんだろう…」って思ったこと、ありませんか?
テニスをやっていると、必ずどこかで壁にぶつかります。調子が悪くて試合に負ける、怪我で練習できない、思ったような結果が出ない…。モチベーションが下がったとき、ふと「もうやめようかな」と思ってしまうこともあると思うんです。
今回は、僕が実際に体験した「シングルスの大会で5回連続、決勝戦で負けた話」をベースにして、スランプの乗り越え方について書いていきます。
■ 5大会連続・決勝での敗退で思ったこと
これ、正直めちゃくちゃキツかったです。
勝てそうで勝てない。あと一歩届かない。毎回「今度こそ!」と思って挑むけど、結果は準優勝。賞状は増えるけど、気持ちはどんどん削れていく…。
「自分には決勝で勝つ力がないのかもしれない」とか、「もう少しメンタルが強ければ…」とか、自分を責めてばかりで、試合が終わるたびに気持ちが沈んでいきました。
でも、ある時ふと「そもそも今の自分に必要なのって、技術の修正じゃなくて、もっと根本的な部分かも?」と思ったんです。
■ ゴール設定を変えてみた
最初は「フォアの精度を上げよう」とか「メンタルを強くしよう」とか、技術や意識の改善ばかりに目を向けていたんです。でもよくよく考えてみたら、試合で負けるときの共通点がひとつありました。
体力が持たない。
特に、ファイナルセットに入ったあたりで足が動かなくなり、ラリーが続かなくなる。そして、気持ちも切れてしまう。これはもう、技術とかメンタル以前の問題だなと。
そこで、思い切ってゴールを変えました。
「優勝する」から「フィジカルを底上げする」へ。
■ フィジカル強化って、地味だけど超大事だった
そこからは、テニスの練習に加えて、週に3回はジム通い。体幹トレーニングやウェイトを組み込んだメニューを継続しました。最初は本当にキツくて、「やっぱり地味なトレーニングは性に合わないな〜」って思ってたんですが、続けるうちに体が明らかに変わってきました。
・フォアの安定感が出た
・ショットにパワーが出た
・ラリーで押し込まれなくなった
・セカンドサーブでも強気になれた
・何より、試合後半でも足が動く!
こうなると、自然とプレーにも自信が出てくるんですよね。メンタルの安定感もついてきて、「俺、ちゃんと練習してきたから大丈夫だ」って思えるようになりました。
■ 苦しい時こそ、目標を問い直す
スランプのときって、どうしても「もっと練習しなきゃ」とか「気持ちが弱いからだ」とか、プレッシャーを自分にかけがちです。でも、実はちょっと角度を変えて「そもそも自分は何を目指しているんだろう?」と立ち止まってみると、意外と答えが見えてきたりします。
僕の場合は、「技術を伸ばす」じゃなくて「体を作る」が必要だった。
このゴールの変化が、自分の成長に直結しました。
■ まとめ:目標を変えるのは、逃げじゃない
「目標を変える」って、なんとなく弱いことのように思われがちですが、そんなことありません。
むしろ、うまくいっていないなら、見直すのが自然だし、正しい判断だと思うんです。特にテニスのような複合的なスポーツでは、技術だけでなく、体力・戦術・メンタルといった様々な要素が関わってくるからこそ、自分の状態に合った目標を常に再設定することが大切なんだなと感じました。
ということで、もし今「うまくいかない…」と悩んでいる方がいたら、一度立ち止まって、「自分の今の目標って、ほんとに今の自分に合ってるかな?」と見直してみてください。それが、次の一歩につながるかもしれません。
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