2025年ウィンブルドン賞金とポイントまとめ|テニス界最高峰のグランドスラム報酬とは?
はじめに
世界4大大会の中でも最も伝統と格式を誇るウィンブルドン(The Championships, Wimbledon)。1877年から続くこの大会は、テニス選手にとって最大の目標であり、芝コートでの真剣勝負は世界中の注目を集めます。2025年大会では、賞金総額とランキングポイントの両面で過去最大規模の設計がなされており、注目度はますます高まっています。
本記事では、2025年ウィンブルドン選手権の賞金とポイントの詳細を、シングルス・ダブルス・混合ダブルス・車いす部門まで含めて網羅的に解説します。
総賞金と優勝賞金の推移
2025年のウィンブルドンでは、賞金総額が £53,500,000(約107億円) に達しました。これは2024年大会と比較して約7%の増額となり、大会史上最高額です。男女シングルスの優勝賞金は、過去最高となる £3,000,000(約6億円) に設定されました。
この賞金額は、グランドスラム大会としての地位を象徴するものであり、選手にとっての大きなモチベーションの一つです。
シングルスの賞金とポイント一覧
ラウンド | 賞金(£) | 賞金(円) | ポイント |
---|---|---|---|
優勝 | £3,000,000 | 約6億円 | 2,000 |
準優勝 | £1,520,000 | 約3億400万円 | 1,300 |
準決勝 | £775,000 | 約1億5,500万円 | 800 |
準々決勝 | £400,000 | 約8,000万円 | 400 |
4回戦 | £240,000 | 約4,800万円 | 200 |
3回戦 | £152,000 | 約3,000万円 | 130 |
2回戦 | £99,000 | 約2,000万円 | 70 |
1回戦 | £66,000 | 約1,300万円 | 10 |
ダブルス・混合ダブルスの賞金とポイント
■ ダブルス(ペアあたり)
ラウンド | 賞金(£) | 賞金(円) | ポイント |
---|---|---|---|
優勝 | £680,000 | 約1億3,600万円 | 2,000 |
準優勝 | £345,000 | 約6,900万円 | 1,200 |
準決勝 | £174,000 | 約3,480万円 | 720 |
準々決勝 | £87,500 | 約1,750万円 | 360 |
3回戦 | £43,750 | 約875万円 | 180 |
2回戦 | £26,000 | 約520万円 | 90 |
1回戦 | £16,500 | 約330万円 | 0 |
■ 混合ダブルス(ペアあたり)
ラウンド | 賞金(£) | 賞金(円) |
---|---|---|
優勝 | £135,000 | 約2,700万円 |
準優勝 | £68,000 | 約1,360万円 |
準決勝 | £34,000 | 約680万円 |
準々決勝 | £17,500 | 約350万円 |
2回戦 | £9,000 | 約180万円 |
1回戦 | £4,500 | 約90万円 |
車いす・クアッド部門の賞金
ラウンド | 賞金(£) | 賞金(円) |
---|---|---|
優勝 | £68,000 | 約1,360万円 |
準優勝 | £36,000 | 約720万円 |
準決勝 | £24,000 | 約480万円 |
準々決勝 | £16,250 | 約325万円 |
1回戦 | £10,750 | 約215万円 |
ランキングポイントの重要性
グランドスラムにおけるポイント配分は、年間ランキング(ATP/WTA)の上昇に直結します。ウィンブルドンで獲得できる最大2,000ポイントは、シード権確保や出場資格、さらにはスポンサー契約などにも影響します。
まとめ
2025年ウィンブルドンは、賞金額・ポイント制度ともに過去最高水準を記録し、世界最高峰の舞台としての地位をさらに確立しました。名誉だけでなく、経済的報酬でも選手を支える設計が強化されており、あらゆる層の選手にとって重要な大会となっています。
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