こんにちは!
今日は、「試合になると力を出し切れない…でも、あの子はなぜか本番に強い」というテーマでお話ししていきます。
テニスを指導していると、「実力はあるのに、試合になると本来のプレーが出せない」というケース、けっこう多いんですよね。
で、その逆もあって、普段はおとなしいのに、本番になるとびっくりするぐらい堂々としてる子もいます。
その違いって、技術とか経験とかももちろんあるんですが、意外と“姿勢”が大きく影響しているんです。
ということで、今回は「本番に強い子は姿勢が違う?」という切り口で、姿勢の大切さをゆるっとお伝えします。
姿勢が整うと、気持ちまで前向きになる?
姿勢って、ただの形の話じゃないんです。
背すじがスッと伸びてると、不思議と気持ちもピンとするんですよね。 自分にちょっとだけ自信が湧いてきたり、表情も自然と明るくなったりします。
逆に、猫背だったり下を向いてたりすると、気持ちもなんとなく沈みがち。 「やばいかも…」「自信ないかも…」って思考に引っ張られやすくなります。
これって、脳みそが「今の体勢=気分」と判断しちゃうからなんですね。
つまり、形からでもポジティブなスイッチが入るということです。
姿勢ひとつで呼吸も変わる
試合で緊張すると、無意識に呼吸が浅くなります。 で、呼吸が浅いと、集中できないし、判断力も落ちてしまう。
でも、姿勢を正して胸を開くだけで、呼吸がスーッと深くなるんです。
たっぷり酸素を吸えるようになると、脳がクリアになる。 結果、落ち着いてプレーできるようになる。
つまり、姿勢を整える=メンタルを整える、ということでもあるんですね。
見た目からくる心理的プレッシャー
姿勢って、相手からどう見えるかにも直結します。
たとえば、背すじが伸びて目線がまっすぐな選手は、それだけで「なんか強そう」と思われがちです。
逆に、もじもじしたり、下を向いたりしてると、「あ、緊張してるな」と思われる。
これ、地味に大きい差なんです。 相手にプレッシャーを与えるか、与えられるかの違いなので。
試合前ルーティンに「姿勢」を入れてみよう
じゃあ、どうやって姿勢を整えるクセをつけるかというと、 おすすめは“ルーティン”にしてしまうことです。
試合前のアップで、「背すじ伸ばす→深呼吸→笑顔」みたいな流れを入れる。 それだけで、気持ちの準備も整いやすくなります。
あとは、鏡の前でポーズを決めて「よし、行ける」と言ってみるのも、意外と効きます。 (これ、トップ選手もやってます)
日常の中で姿勢を意識するだけでも変わる
ポイントは、「試合の日だけ頑張ろう」としないこと。
歩くとき、話すとき、練習の待ち時間…… 少しだけ背すじを伸ばす。
それだけでも、姿勢は自然に良くなっていきます。 そして、その“いつもの姿勢”が、そのまま本番にも出てくるようになります。
まとめ:姿勢は、心と実力の“橋渡し”
というわけで、まとめると:
- 姿勢が変わると、気持ちが整う
- 呼吸が深くなって集中力が上がる
- 相手への印象で試合を優位に運べる
- 試合前ルーティンに入れると効果大
- 日常から少しずつ意識するのがコツ
「背すじを伸ばす」 たったそれだけのことが、本番で実力を出せるかどうかに関わってくる。
姿勢、あなどれません。
ぜひ明日から、ちょっとだけ意識してみてください!
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