「ボールが入らない…」は成長のサイン?テニスジュニアに伝えたい5つの考え方

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全然入らない…それ、実は“成長チャンス”かもしれません

こんにちは、テニスコーチのakiraです。

先日、ジュニア選手の練習を見ていたときのこと。ある選手がボソッと「全然入らない…」とつぶやいていました。

うまくいかない。
悔しい。
イライラする。

うん、めっちゃわかる。

でも、そういうときって、実は「うまくなる一歩手前」だったりします。


ミス=ダメ、じゃない。むしろ逆です

「ボールが入らない」って、一見ネガティブに聞こえますよね。けど、それって実は、成長のサインなんです。

新しいことに挑戦してるからこそ、うまくいかない。

これ、めちゃくちゃ重要です。

「今は結果にこだわらなくていいよ。むしろ“どう動いたか”とか“どんな判断をしたか”に注目しよう」と選手には伝えています。

たとえばフォアハンドでミスが多いとき。フォームを意識しすぎて動きが固くなってることもあるし、相手の動きが見えてない場合もある。

そういう時こそ、ちょっと立ち止まって“試合の全体像”を見てみるのが大事です。


フォームを超えて、「判断」を育てよう

多くの選手が「フォームが正しいか」ばかり気にします。でも、試合ってもっと複雑。

・ボールがどう入ってるか
・どこに打ったか
・相手の位置は?
・リズムは?

こういった“判断力”が、実は試合の中ではめちゃくちゃ大事だったりします。

あるジュニア選手が、サーブで苦しんでいたとき。私はこう言いました。

「フォームだけじゃなくて、相手の位置とか、どこを狙うかも考えてみよう」と。

すると彼は、ただ「入れる」ことじゃなくて、「効かせる」サーブを意識しはじめました。そこからプレーが一気に変わったんです。


「継続」って、ほんとに地味だけど最強

ミスしたときほど、「もう無理かも」って思っちゃいますよね。

でも、そこで続けるかどうかが、ほんとに分かれ道です。

昔、バックハンドが苦手すぎて落ち込んでた選手がいました。「毎回ミスる…」って。でも私は「それ、今が一番伸びてる証拠だよ」と声をかけました。

数か月後、その選手はバックハンドでエースを取れるようになっていました。いやもう、泣くやつですこれは。


「できた経験」は、未来の武器になる

うまくいかないときこそ、選手に「過去の成功体験」を思い出させます。

「あのときも最初はできなかったけど、できるようになったよね?」

これって、めちゃくちゃ効きます。

「自分は変われる」って実感が、自信につながっていくんです。


ミスにビビらない。むしろ、楽しもう

ミスを「悪いもの」って思いがちですが、私は「ミスは宝の山」だと思ってます。

「なんでミスした?」
「次どうする?」

この思考を繰り返すだけで、プレーの質ってぐんぐん上がります。

実際、練習中にミスばかりで落ち込んでいた選手が、「あ、ミスって成長のヒントかも」と捉えるようになったら、どんどんプレーが安定してきました。


結論:全然入らない日は、超ラッキーデーかもしれない

ボールが入らない。調子が出ない。ミスばっかり。

そんな日は、「成長モードに入ってる証拠」かもしれません。

私は選手に、「フォームだけじゃなく、判断力や相手の動きを見てごらん」と声をかけます。

ミスを怖がらず、目の前のプロセスを大切にして、今日も一歩ずつ進んでいきましょう。

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